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【お米を洗う】 |
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お米を洗う(研ぐ)のは、お米についているぬかや汚れを落とすため。まず、お米に水をいっきに注いだら、底のほうから手早く静かに2〜3回かき混ぜ、水を捨てます。(最初からしっかり研いでしまうと、米の表面のぬかやゴミまで吸い込んでしまうのです)次に、手のひらのつけ根の部分でお米を押すようにして、シャッシャッと数回研いで水を注ぎ、濁った水を捨てます。これを2〜3回繰り返します。
洗い始めてから終わるまで、3カップのお米で2〜3分。いつまでも研いでいるとお米が割れるだけでなく、水をどんどん吸ってしまい、お米の表面が溶け出して食味を落とすこととなります。
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ザルにはあげない!! |
ザルにあげるとお米の表面が乾燥してお米が割れやすくなります。
このため芯が残ったり、べチャべチャのご飯になる恐れがあります。
お米の性質が硬いお米(硬質米・古米)にはやわらかく炊く有効な手段ですが、まず必要ありません。 |
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【水加減の調節】 |
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水は水道水よりも、ペットボトル等に入って売られている水や浄水機の水を使うことをお奨めします。
水道水を使う場合でも、湯冷ましや置き水にするほうが良いでしょう。
また、ペットボトルなど売られているお水を使う場合は、弱アルカリ性が良いようです。
炊飯器の標準水量は米1に対して水1.2が主流ですが、水の適量は、お米の品種や新米・古米で変わります。 新しいお米は標準量もしくは少なめ(5%程度)、古いお米は少し多めにします。
お米に水を吸わせます。水温によって水に浸けておく時間は変わります。
【浸ける時間の目安】
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吸水時間をあまりとらず米粒の内部まで水がいきわたるまえに炊飯器のスイッチを入れると、米粒の表面にノリ層が出来てしまって、粘りのない「パサパサご飯」になってしまいます。 |
※ |
お急ぎの場合は、30〜50度のぬるま湯で15〜20分程度浸けおきします。 |
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【お米を炊く】 |
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お米を炊飯器に入れたら、お米の表面を平らにします。(吹きこぼれと炊きムラの原因を無くします。)
炊飯ジャーのスイッチを入れます。
※ |
炊飯する際に、木炭や竹炭を釜にいれると、消臭効果から、ぬかやカルキなどの雑臭の少ない美味しいお米になります |
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【お米を蒸らし、ほぐす】 |
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お米の蒸らしというのは大事です。ご飯が炊き上がった後の15分の蒸らし。ふたを開けずに蒸らしましょう。
この蒸らしが短すぎると、どこか芯のあるご飯になってしまいます。また反対に長すぎますと、炊飯器の蓋についている水蒸気が水滴となって落ちてきてしまうため、艶のない、ベチャベチャした水っぽいごはんになってしまいます。(蒸らし機能のある炊飯器の場合は加えて蒸らす必要はありません。)
蒸らし終わったらほぐします。ご飯を潰さない様に、切る様にしゃもじを入れます。
しゃもじを内側の周辺に沿うように入れ、底から大きく掘り起こす様にふんわり混ぜます。
手早く、あまり力を入れすぎないようにほぐしましょう。そうすると、内釜にこもった水分が発散され、「お米が立つ」んです! |
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【お米を洗う】 |
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炊飯ジャーと同じです。 |
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【水加減の調節】 |
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炊飯ジャーと同じです。 |
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【お米を炊く】 |
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1. |
研いだお米を熱湯の中に入れます。(お湯の量は通常と同じ、多すぎたと思ったらスプーンですくって出す。少ないと思ったら、やかんやポットからダボダボそそぐ) |
2. |
はじめに沸騰させます。 |
3. |
水気が少なくなったら、菜ばしでつっついておかゆ状のお米に穴をいくつもあけます。
(その穴から面白いように泡がでてきます) |
4. |
ここでようやくふたをして、中火〜弱火にします。 |
5. |
水気がとぶまで炊きます。
※おこげを付けたい場合は火を消す前に1分だけ強火で炊きます。 |
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【お米を蒸らし、ほぐす】 |
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水気がとんだら、火を消してふたとお釜(鍋)のあいだに布巾を一枚かませて20分ほど蒸らします。
こうすると水滴が落ちなくて具合がいいのです。 |
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